寡黙な彼氏の身体で伝える独占執愛

寡黙な彼氏の身体で伝える独占執愛

作家
おの臣
発売日
2025-07-11
価格
¥990
ページ数
89ページ

作品紹介

看護師として働く寿美香には、付き合って4年になる恋人・光太郎がいる。真面目で優しい彼との関係は順調…のはずが、最近は仕事の都合で遠距離恋愛中。さみしさを募らせる中、寿美香は職場で「研修医と浮気している」という根も葉もない噂を耳にしてしまう。身に覚えのない噂に傷つき、光太郎との関係にも不安がよぎる日々。そんな彼女のもとへ、寡黙な彼が久しぶりに会いにやってきた。 再会を喜ぶ寿美香だったが、光太郎の様子がどこかおかしい。彼は寿美香の首筋をじっと見つめると、彼女が隠そうとするのを制し、その肌に触れる。「……まだ残ってたんだ」。彼が執着していたのは、一週間前に自身がつけたキスマークだった。他の男を寄せ付けないための「印」――それは彼の歪んだ愛情表現。寿美香は、彼の激しい独占欲に戸惑いながらも、職場の噂のせいで彼にまで疑われているのではないかと恐怖に駆られてしまう。 しかし、光太郎の口から語られたのは、寿美香への疑いではなく、離れている不安からくる切実な想いだった。「好きだからつけてた」「魔除けだよ」。不器用な彼が抱える、まっすぐで重い愛情。そして彼は、思いもよらない言葉を口にする。「……だからつけてほしい。寿美香にも、俺に」。お互いの身体に愛の証を刻み合う、共犯めいた儀式。その瞬間、二人の間にあった遠慮や不安は熱に溶け、抑えられていた情欲の堰が切れる。言葉少ない彼が、その身体のすべてを使って伝える独占愛。もう、誰にも止められない――。

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