宇良さんの"ただの後輩"から抜け出したいから、

宇良さんの"ただの後輩"から抜け出したいから、

作家
Gabu
発売日
2025-05-05
価格
¥990
ページ数
85ページ

作品紹介

大学の映画サークルに所属する本田渚には、ずっと憧れている人がいる。監督を務める先輩、宇良壮介。周りからはクールで人をからかうのが好きな遊び人だと思われているが、渚だけは知っていた。彼の作る映画が、誰よりも情熱的で、切実なことを。いつしか渚の想いは、単なる尊敬を超えて、"ただの後輩"ではいられないほどの恋心に変わっていた。 そんな中、卒業制作の合宿で、渚にチャンスが訪れる。撮影中のトラブルを機転を利かせて解決したことで、初めて宇良に一人の人間として認められたのだ。そしてその夜、渚は宇良に呼び出される。 「好きな男でもできた?」 核心を突く問いに、渚は心臓が跳ねるのを隠せない。さらに宇良は「俺は好きな女としかヤらない」と、挑発的に告げる。それは、渚の覚悟を試す言葉だった。想いを抑えきれない渚は、彼の誘いに乗り、部屋へついていくことを決める。 ついに二人きり。憧れの人の部屋、同じベッドの上。今すぐにでも求められると思っていたのに、余裕綽々に見えた宇良はなぜか手を出してこない。それどころか、背を向けて固まってしまう始末。 「なんでこっち向いてくれないんですか?」 問い詰めた先に見たのは、顔を真っ赤にして動揺する、彼の信じられないほど純情な素顔だった。この人、本当は全然余裕なんかじゃない――。その愛おしさに、もう渚は待っていられなかった。"ただの後輩"から抜け出すため、今度は自分から、彼の唇を奪いにいく――。

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