限界社畜OLは芦立先輩に沼ってます

作家
ぐりだそうむ, 保田飯飯
発売日
2023-05-26
価格
¥385
ページ数
57ページ
レーベル
THE猥談

作品紹介

新卒で入社した会社は、月の残業時間が労基法ギリギリのゴリゴリ営業会社。22歳にして、私の毎日はすっかり「限界社畜」だ。それでもこの会社を辞めずにいるのは、たった一つ、芦立先輩がいるから。大人しそうな見た目に反して、無茶苦茶な営業スタイルでクレームも多い、5つ年上の問題児。社内では厄介者扱いされているけれど、言うべきことははっきり言う彼の姿に、私はいつしか惹かれていた。 休憩中に「辞める時ちゃんと教えてね。俺も今井さんと一緒に飛ぼうかな」なんて冗談を言って私をからかう先輩。そんな彼と過ごす時間が、会社で唯一の楽しみになっていた。私にもチャンスがあったりして、なんて淡い期待を抱いていた矢先、最悪の形で秘密がバレてしまう。商談後の社用車でサボっていた時、カーナビで流れていた映画のキスシーンに赤面していたら、あっさり「処女みたいな反応」だと見抜かれてしまったのだ。 「今井さんってさ、俺のこと好きでしょ」。そう言って笑う先輩の顔は、いつもの意地悪なそれとは違う、雄の顔をしていた。慣れた手つきで助手席のリクライニングを倒され、逃げ場のない密室で唇を塞がれる。映画みたいな甘いキス、耳を舐める熱い舌、ブラウスの中に滑り込んでくる大きな手。ダメだって、抵抗しなきゃって思うのに、身体は熱くなって言うことを聞かない。先輩の吐息と、私の心臓の音だけが車内に響いて…。 ひとしきり体を弄ばれた後、熱に浮かされた私に先輩が囁く。「家、来る?」。その言葉に、私は頷くことしかできなかった。これが、決して抜け出すことのできない、芦立先輩という深い沼の始まりだったなんて、この時の私はまだ知らなかった。

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