奥手な元彼 宇田真尋になんで私が攻められてんの??
- 作家
- すす, THE猥談
- 発売日
- 2023-03-02
- 価格
- ¥330
- ページ数
- 36ページ
- レーベル
- THE猥談
作品紹介
大学の夏休み、私は退屈な地元に帰省していた。徒歩20分かかるコンビニ、1時間に1本の電車。ただっ広い畑が広がるだけのつまらない田舎町。きらびやかな東京での生活に慣れた私にとって、この退屈さは息が詰まりそうだった。早く戻りたい、そう思っていた矢先、一番会いたくない相手に遭遇してしまう。高校時代に付き合っていた元カレ、宇田真尋だ。 その場の流れで宇田の親友・木本も交えて、三人で飲むことに。久しぶりに会った宇田は、昔の面影を残しつつも、髪型も服装もすっかり垢抜けて大人びていた。高校の頃はバスケ部で背は高かったけど目立つ方じゃなく、付き合っていたときもキス止まりだった奥手な彼。私がリードしてあげていたくらいなのに…。別れてから、知らない女の人と色々経験したんだろうな。宇田のくせに生意気だ。飲み会では、東京での華やかな生活を少し盛って話して見栄を張るが、そんな私を宇田は静かに見つめているだけ。やがて親友の木本が酔い潰れて寝てしまい、気まずい沈黙が部屋を支配する。 元カレと二人きり。昔を思い出して、ちょっとからかってやろうかな。そんな軽い気持ちで彼に顔を寄せた、その瞬間だった。「りなちゃんはさあ、全然変わってないね」――仕掛けたはずが、逆に宇田に腕を掴まれ、深いキスを落とされる。あの頃の奥手な彼はもうどこにもいなかった。すぐそばで友人が寝ているのに、彼の攻めるような視線と手つきは止まらない。「なんで私がこいつに…?」――昔とは完全に立場が逆転した状況で、抗えないまま身体の奥が熱を帯びていく…。