いい歳して、矢野くんと4年越しの恋をする

いい歳して、矢野くんと4年越しの恋をする

作家
あぶく
発売日
2024-06-27
価格
¥880
ページ数
77ページ

作品紹介

コンビニバイトで食いつなぐ、バツイチ・アラサーの小山杏。結婚を機に始めたこの仕事も4年目。離婚してからも惰性で続けているが、転職活動は連戦連敗。代わり映えのしない日々に、焦りと諦めが募っていた。 そんな杏の日常に、小さな変化が訪れる。いつも早番の自分と入れ替わる、夜勤の矢野隼人くん。ぶっきらぼうだけど真面目な彼は、杏より7つも年下だ。 ある日、矢野くんから「付き合ってほしい」と突然の告白を受ける。驚く杏に、彼は「小山さんのこと好きな春、4回目なんで」と、4年間も片思いをしていたことを打ち明けるのだった。 年下の、しかも実直な彼のまっすぐな好意。しかし、杏は「いい歳してバツイチの私なんか…」と、素直に受け止めることができない。自分のくすんだ現状と、彼の眩しい若さを比べてしまい、思わず距離を置いてしまう。 そんな中、矢野くんがバイトを辞めてしまったことを知る。もう会うこともないと自分に言い聞かせた夜、寂しさがこらえきれず涙していると、玄関のチャイムが鳴った。ドアの向こうに立っていたのは、一輪の薔薇を手にした矢野くんだった。 「返事、聞きたくて」「4年見てきたんです。どうしたら好きになってくれるかわかります」 強引で、けれど確信に満ちた瞳で迫られ、杏の心の壁はついに崩れ落ちる。玄関で交わされる熱いキス。彼の腕に抱き寄せられ、「もう待てない」という囁きと共に、二人の夜が始まろうとしていた――。

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