やさしいやさしい優くんは今夜は全然やさしくない
- 作家
- たまの父, THE猥談
- 発売日
- 2022-10-26
- 価格
- ¥385
- ページ数
- 44ページ
- レーベル
- THE猥談
作品紹介
「可愛い」と言われても、素直に「ありがとう」が言えない。幼い頃から自分を下げ、他人に譲る生き方しかできず、そんな自分が大嫌いだった。主人公・のどかは、極端に自己肯定感が低い女性。褒め言葉は反射的に否定し、自分は誰よりも劣った人間だと思い込んでいる。 そんな彼女の恋人・優は、まるで正反対の人間だ。会社の同僚でもある彼は、明るく素直で、誰にでも優しい。仕事で正当に評価されないのどかを庇い、いつも真っ直ぐに「可愛い」「好きだ」と愛情を伝えてくれる。自分にはないものすべてを持つ優は、のどかにとって眩しい憧れの存在だった。 彼と付き合い始めても、のどかの心に染みついた自己卑下の癖は抜けない。優からの愛情を受け止めるほど、自分との差を感じて惨めな気持ちになってしまう。「私なんか全然釣り合ってない」「なんで優くんが私のこと好きなのか全然分かんないの…!」ついには、彼の愛情そのものを疑うような言葉をぶつけてしまうのどか。 いつもは困ったように笑って許してくれた優。しかし、その日、彼の表情からいつもの優しさが消えた。「一回黙って。分かんないなら分からせるから」――低く、有無を言わさぬ声。それは、大好きな彼女に自分の気持ちを分かってもらえない、彼の悲しみと怒りの表れだった。 ベッドに押し倒され、始まったのは、いつもとは全く違う強引で意地悪なセックス。言葉で伝わらないなら、体で教え込む。彼の熱い指先と唇が、頑なに閉ざされたのどかの心をこじ開け、愛されることの意味を刻みつけていく。優しい彼が見せる独占欲に満ちた激しい愛のレッスンが、今、始まる――。