温室育ちの私、治安最悪な男、その一部始終

温室育ちの私、治安最悪な男、その一部始終

作家
ぐりだそうむ
発売日
2025-04-04
価格
¥880
ページ数
73ページ

作品紹介

「頭のいい大学に通い、頭のいい男とばかり付き合ってきた」 優等生として生きてきた法学部の女子大生・今福慶子。無難で退屈な毎日に燻っていたのは、満たされない渇望だった。もっと野蛮で、本能を揺さぶられるような、知らない世界に触れてみたい――。 そんな刺激を求めた飲み会で出会ったのは、広瀬海。自信に満ちた瞳で強引に口説いてくる、見るからに「治安の悪い」男だった。友人が酔い潰れたのをいいことに、気づけば彼の部屋に連れ込まれてしまう。法律知識をちらつかせながら心も体も追い詰めてくる海に、恐怖を感じながらも抗う術はなく、ただ翻弄される慶子。彼の支配的な指先が、今まで知らなかった体の疼きを暴いていく。 「好き勝手してほしい感じ?」――見透かしたような言葉と、与えられる未知の快感。これは間違いだと頭では分かっているのに、体は正直に反応してしまう。優等生の仮面が剥がされ、隠していた欲望が溢れ出したとき、慶子の口からこぼれたのは、予想もしない懇願の言葉だった。「…こわしてほしいです…」。その一言が、二人を後戻りできない関係へと突き落とす。 一度は彼から離れようと試みる慶子。しかし、海という男が与えた強烈な刺激は、すでに彼女の心と体に深く刻み込まれていた。結局、自分の足で再び彼の部屋のドアを叩いてしまう。戻ってきた彼女を待っていたのは、安堵と執着に歪んだ、より深く甘い支配だった。 温室育ちの優等生が、治安最悪な男と出会い、心と体を絡め取られていく一部始終。破滅的で甘美な共依存の恋が、今、始まる。

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